大谷翔平の“親友”が忍者のような空中1回転 “連係美技”が「驚くほど素晴らしい」
エ軍フレッチャーは怪我を経てリハビリ出場中の3Aで美技を披露した
左右の内転筋を痛めた影響で5月上旬に戦列を離れたエンゼルスのデビッド・フレッチャー内野手は、手術を経て今月上旬に傘下3Aソルトレーク・ビーズで復帰した。22日(日本時間23日)の試合では、まるで忍者のような軽快な身のこなしで“スーパー連係プレー”の一翼を担っており、米スポーツ局「ESPN」の人気番組「スポーツセンター」が選ぶトップ10プレーの1位に輝いている。ファンは「とんでもなく素晴らしい。今年の球界で屈指のプレー」「素晴らしいチームワーク&プレー実行力! ワオ!」と歓喜の声を寄せている。
大谷翔平投手と仲が良いことでも知られるフレッチャーが魅せた。マリナーズ傘下3Aタコマ戦の5回無死一、二塁で、タコマのトレイ・アンバーギーが二塁ベース左へ強烈なゴロを放った。シフトを敷いていた二塁手のジェイク・パロマキがこれを逆シングルでキャッチすると背面トス。三遊間深くに守っていたフレッチャーは一回転しながら空中で素手でボールを捕って一塁へ送りアウトにした。
MLB公式サイトは「3Aビーズが驚くほど素晴らしいプレーでタコマを一刺し」の見出しで特集したほどのスーパー連係プレー。球団が公式ツイッターに動画を投稿すると、「これは常軌を逸脱してる」「打球をうまくよけた審判、そしてプレーそのものもトップ10もの!」「絵画で言えばレンブラント級の名作」「エンゼルスとチームごと入れ替えるべき、エンゼルスは3Aでプレーする必要がある」とファンから驚きのコメントが寄せられた。
フレッチャーは5月10日(同11日)に左右の内転筋の手術を受け、同17日(同18日)に60日間の負傷者リスト入り。7月12日(同13日)から3Aで出場し、遊撃、三塁、二塁をこなしている。エンゼルスが本拠地に戻ってくる今月28日(同29日)のレンジャーズ戦でメジャー復帰の見込みとなっている。