大谷翔平は「本当にいい打者だ」 両リーグ最多9敬遠、監督代行は敵将の戦術に“理解”

取材に臨んだエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:小谷真弥】
取材に臨んだエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:小谷真弥】

3打数1安打2四球で打率.257、29日に自身初2桁勝利へ再挑戦

■エンゼルス 4ー0 ロイヤルズ(日本時間28日・カンザスシティ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・ロイヤルズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、7回の第4打席で中前適時打を放った。3打数1安打2四球で打率.257。5回2死三塁の好機では両リーグ最多9個目の敬遠で勝負を避けられた。フィル・ネビン監督代行は「他の監督が何をしてくるかは私には分からない。ただ、オオタニは本当にいい打者だ。私ならこうしているとか、相手の監督がすることは考えないけどね」と称えた。

 3点リードの7回無死三塁。救援コールマンの内角低め、100マイル(約161キロ)のフォーシームを中前へ打ち返した。これがダメ押し打となった。3試合連続安打に3出塁と1番打者の仕事を果たした。

 28日(同29日)の本拠地・レンジャーズ戦で先発登板する。試合前にはブルペンで約30球を投げた。この日の勝利で104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打へ弾みをつけた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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