日大三が準決勝初回から10得点 快進撃の公立校・都富士森に打者14人の猛攻
西東京大会で都富士森は初の準決勝、都日野が準優勝した2013年以来の決勝目指す
第104回全国高校野球西東京大会準決勝が29日、神宮球場で行われ、第1試合の日大三が初の4強入りを果たした都富士森に対して、初回から8本の安打、3四死球など打者14人の猛攻で10得点をマークした。
2018年夏以来、4年ぶりの甲子園を狙う日大三は2つの四球で無死一、二塁から富塚隼介内野手(3年)の左前適時打で先制すると、その後も打撃の手を緩めることなく、加点。2つの犠飛を絡めながら、初回のスコアボードに「10」を刻んだ。
一方、初のベスト4入りを果たした都富士森は都日野が準優勝した2013年以来9年ぶりの都立勢として4強入り。先発で背番号10の玉置真仁投手(3年)は制球が定まらず打者4人で、背番号1の甲斐凪砂投手(3年)と交代。打線は初回、2回と得点圏に走者を進めるなど、果敢に強豪に挑んでいる。2回には四球で出した走者を確実に進め、内野ゴロの間に1点を返した。