大谷翔平、4試合ぶり22号は逆転3ラン 174キロ弾で35発ペース、本拠地熱狂
あっという間に右中間スタンドへ、打った瞬間に確信の完璧弾
■エンゼルス ー レンジャーズ(日本時間31日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、本拠地・レンジャーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場した。初回は左飛に倒れ、3回の第2打席で4試合ぶりとなる逆転22号3ランを放った。
アナハイムで豪快なアーチをかけた。2点を追う3回無死一、二塁。右腕オットーのチェンジアップをバットに乗せた。右中間スタンドへ消える逆転22号3ラン。4試合ぶりの一発で、シーズン35発ペースとなった。
一振りで試合を引っくり返した。本拠地ファンは大興奮。ダグアウトではカウボーイハットを被ったものの、表情は硬いままだった。飛距離424フィート(約129.2メートル)、打球速度108.3マイル(約174.3キロ)、打球角度33度だった。
前日29日(同30日)の同戦では6回1死一、二塁は左飛に倒れるなど結果を出せず。4打数無安打で2試合連続無安打に終わった。再び波に乗っていけるか。
この日、ヤンキース・ジャッジが両リーグトップを独走する42号2ランを放った。後半戦10試合9発と驚異的なペースで量産している。MVP争いは激しさを増している。