今季、ボールは実際に飛んでいないのか? 1万球超を捕ってきた“収集家”の証言【マイ・メジャー・ノート】第9回
ハンプル氏は、Aロッドの通算3000安打となる本塁打もつかみ取っている
『THE BASEBALL』の出版から10年。44歳になったハンプル氏曰く、「イチローの引退試合となった2019年3月の東京ドームにも行き現在は61球場です」。ボールは1万1871個に増えたそうだが、この中には2015年6月19日にヤンキースのアレックス・ロドリゲスが本拠地で右翼席に放った通算3000安打目となる本塁打も含まれている。忘れずに付言すると、その3週間後、同じ場所でもう一つの逸話が生まれている。
ハンプル氏はヤンキー・スタジアムの右翼席最前列近くで、オリオールズのライアン・フラハティが放った本塁打をつかみ捕る。直後のリプレー映像が落下地点を捉えると、ヤンキースの実況アナウンサーは迷うことなく言った。
「あ、同じ男じゃないですか! A・ロッドの3000本安打を捕ったザック・ハンプルですよ。信じられません!」
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)