大谷翔平の移籍を決めるのは本人次第!? “主導権を握れる”と米敏腕記者指摘
モロシ記者「彼が最も興味があるのは地理的なことより勝つこと」
エンゼルス大谷翔平投手の今季残留が2日(日本時間3日)に決まった。トレード期限を迎えたこの日、ペリー・ミナシアンGMは「ショウヘイはここでプレーする」などと語った。では、このオフに移籍する可能性はあるのだろうか。米敏腕記者は、球団に有利な契約で入団した大谷が今度は主導権を握ることができるのではないかと予想している。
MLBネットワークのジョン・モロシ記者は米メディア「CBSスポーツ」のラジオ番組「マギー・アンド・ペルオフ」に出演し、大谷の今オフのトレードの可能性などについて問われると、まずはエンゼルスに入団した際の契約について説明。あと2年待てば大型契約を結べる可能性があったが、早期のメジャー挑戦を希望したため球団に有利な“マイナー契約”を結んだことに「北米プロスポーツで最もチームに有利な契約だった」と解説した。
さらに2023年オフにFAとなる大谷がその前にトレードされる“唯一の方法”として、大谷自身が球団側に希望することだと指摘。大谷は球団に対して「『僕はあなたたちに史上最高の契約を与えたのだから、(今度は)僕の願いが実現するように手伝ってくれ』と話すのではないでしょうか」と推測した。
また、低迷するエンゼルスでプレーする大谷に対して「彼は勝ちたいのです」と心中を推察し、「彼が最も興味があることは地理的なことよりも、勝つことだと思います」と述べた。入団時には東海岸の球団でのプレーに後ろ向きとされていた大谷だが、メジャーで経験を積み米国での生活に慣れてきたことでそうした懸念も解消されているとし、トレードを望む場合は「どのチームに行くかについては、すこし柔軟に考えるのではないかと思います」とも語っている。
(Full-Count編集部)