巨人が好守連発で阪神“完封” 山崎伊織が8回零封で3勝目、チーム後半戦初勝利

阪神戦に先発した巨人・山崎伊織【写真:中戸川知世】
阪神戦に先発した巨人・山崎伊織【写真:中戸川知世】

守備では中田がバント処理を猛チャージで三塁封殺の好プレー

■巨人 7ー0 阪神(4日・東京ドーム)

 巨人は4日、本拠地の東京ドームで行われた阪神戦に7-0で勝利し、連敗を4でストップした。先発の山崎伊織投手が8回無失点に加え、2回には適時打を放つなど活躍。中田翔内野手、吉川尚輝内野手らの美技など、味方の好守にも助けられ、今季3勝目(3敗)をマーク。チームは後半戦初勝利となった。

 4連敗の悪い流れを断ち切りたい巨人は2回、中田、大城、中山、山崎伊の4連続適時打で4点を先制し、ウィルカーソンをマウンドから引きずりおろした。この回さらに岡本和の押し出し四球、7回には丸の7年連続となる20号ソロ、8回には増田陸の5号ソロで着実に加点した。

 守備では3回無死一、二塁で一塁手の中田がバント処理を猛チャージで三塁封殺の好プレー。5回1死、阪神・糸原の大飛球を右翼の重信がジャンピングキャッチ。7回先頭では俊足・近本の二塁ベース付近の打球を吉川が好捕。さらに8回には吉川がまたも好捕し、中田が見事なグラブ捌きで送球をうまく捕球し、糸原を二ゴロに仕留めた。

 投げては先発の山崎伊織が8回109球を投げて3安打無失点、5奪三振無四球の好投で約2か月半ぶりの3勝目(3敗)。9回は井納も無失点でつないで完封勝利を飾った。巨人は連敗を4でストップするとともに、伝統の一戦での3タテも阻止した。

(Full-Count編集部)

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