大谷翔平「自分が打てなかったのが敗因」 104年ぶり偉業お預け、右腕違和感も軽症強調
3回1死二、三塁での三直を悔やむ「あそこでゲームが決まった」
■アスレチックス 3-1 エンゼルス(日本時間4日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地・アスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場し、今季7敗目を喫した。同点の6回に勝ち越し2ランを浴び、6回途中で7安打3失点で降板。キャリア初の3連敗で10勝目はまたもお預けとなった。
痛すぎる一発は6回無死一塁だった。マーフィーに甘いスライダーを痛打され、左越えへ勝ち越し2ラン。5回2/3で7安打3失点(自責2)。勝てば、両リーグでは1918年ベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打だったが、3度目の挑戦も次回以降に持ち越しとなった。
打っては初回1死は空振り三振。3回1死二、三塁は三直に倒れ、5回1死二塁は遊ゴロとチャンスを逸した。「1死二、三塁ですかね。あそこでゲーム自体は決まったのかなと見えるので。自分があそこで打っていれば、あそこで打てなかったのが敗因かなと思います」と肩を落とした。
右腕の違和感を訴え、7回の打席で代打・スズキを送られて途中交代となった。4日(同5日)の指名打者での出場について、「出ると思います。単純につりそうな感じなので。足がつりそうな感じと一緒ですかね。いけそうではありましたけど、大事をとってというか」と、軽症を強調していた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)