筒香嘉智の“戦力外”は「ベストなタイミング」 指揮官が語った延命させたワケ
シェルトン監督「ベストだと思うことをじっと見定めていた」
パイレーツは3日(日本時間4日)、筒香嘉智内野手をメジャー出場前提となる40人枠から外す「DFA」の手続きをとり、事実上の戦力外とした。長らく打率1割台で低迷していながら、トレード期間を終えた今になって球団は決断。“延命”したことに、デレク・シェルトン監督は「ただ(トレード)期限が過ぎるまで待って、球団全体になにが起こるか様子を見たかったんだと思う」と語った。
地元紙「ピッツバーグ・ポストガジェット」によると、指揮官は「全体として、私たちの今後にとってベストだと思うことをじっと見定めていた。ベストなタイミングだった」と強調。今季は序盤の5月に故障で離脱。7月に復帰した後もバットは奮わず、直近15試合で打率.158、19三振だった。同紙も「ほとんどのことに苦戦した」との見方を示した。
今後はウェーバーにかけられ、他球団のオファーがなければ自由契約(FA)、マイナー降格などが選択肢となる中、同紙は3Aインディアナポリスに行く可能性もあると言及。2年連続の“戦力外”となった筒香が、正念場に立たされている。
(Full-Count編集部)