大谷翔平、途中交代は「前腕がつった」 監督代行は軽症強調「明日はDHの予定」

エンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:盆子原浩二】
エンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:盆子原浩二】

立ち上がりから奪三振ショー展開も…6回に痛恨被弾

■アスレチックス 3-1 エンゼルス(日本時間4日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地でのアスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場し、今季7敗目を喫した。同点の6回に勝ち越し2ランを浴び、7奪三振1四球、7安打3失点で6回途中に降板。104年ぶりの偉業はお預けとなり、7回に代打を送られて途中交代。試合後、フィル・ネビン監督代行は「前腕が軽くつった」と語った。

 立ち上がりから毎回の奪三振をマークするも、十分な打線の援護は受けられない中で6回に暗転した。無死一塁で、マーフィーに甘いスライダーを痛打され、左越えへ勝ち越し2ランに。その後、2死を奪ったところで交代。5回2/3で7安打3失点(自責2)で、キャリア初の3連敗を喫した。

 指揮官は、大谷の状態について「特に我々が警戒するものではない。私が彼を降板させた後も、彼はバットを裏で振っていた」とあくまで軽症を強調。「明日はDHの予定で、今本人と話したが大丈夫そうだ」と言い切った。

 報道陣から疲れを指摘する声が上がったが、ネビン監督代行は「そうは見えなかった。4回の1失点は自責点ではなかった」とも。6回に決勝2ランを浴びたものの「普段と比べて奪三振は少なかったが、それでも、6回までに6つか7つは三振を奪っただろう? 彼は今日いいピッチングをした。スライダーがマーフィーに対して1球真ん中に入ってしまっただけだ」と、マウンドでの99球を称えた。

(Full-Count編集部)

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