大谷翔平を「早く交代させることができた」 敵将ご満悦も“魔球”は「いい球だ」
7三振を喫するも…同点の6回に勝ち越し2ランで降板させた
■アスレチックス 3ー1 エンゼルス(日本時間4日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地でのアスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場し、今季7敗目を喫した。同点の6回に、マーフィーが決勝の勝ち越し2ラン。アスレチックスのマーク・コッツェイ監督は試合後「いい内容の打席を重ねて、彼を早く交代させることができた」とご満悦だった。
5回まで毎回の7奪三振。切れ味抜群だったスライダーに、敵将は「いい球だ。色々な変化をするし。スライダーにはかなり自信を持っていると思う」と絶賛。序盤は攻略の糸口が見出せなかったが「彼はそれなりに三振を奪ったがそれは仕方がないこと」と気にしなかった。
6回途中で降板させたことに「我々は粘って球数を投げさせることができた。これまでと比べて直球の割合が低かったように思うが、うちの選手たちは粘った」と強調。大谷は難攻不落とわかっていただけに、黒星をつけた打線を評価していた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)