TJ手術後初ブルペンは119キロもリハビリ順調 支配下復帰のDeNA平良「肘の怖さない」
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4年目の宮城は「全力で腕を振って打者に向かっていく姿を」
支配下選手契約を結んだDeNAの平良拳太郎投手と宮城滝太投手が4日、記者会見を行った。昨年6月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた平良は「7月31日までの支配下を目指していたのでうれしい気持ち」と笑顔を見せた。
1年以上に及ぶリハビリの日々を振り返り「最初のブルペンで、自分はまあまあスピード出ているかと思ったんですが119キロだった。周りにこんなもんだよって言われたんですけど、こんなもんかって……」と驚いたことを明かした平良。まだ実戦マウンドには上がっていないが「肘の状態自体は特に怖さもなく投げられているかなと思います」と復帰への歩みは順調だ。
その上で「1イニング1イニング増やしていく感じだと思うので、まずしっかり積み重ねていかないと。焦って後退しないようにしないといけない。自分の状態を確認しながらやっていかないと」と慎重に1軍への道を進んでいく。
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また高卒4年目で念願の支配下切符を掴んだ宮城は「率直にうれしい気持ちとホッとした気持ちがありました。コツコツやってきたことが実ってうれしかった」と安堵。DeNAの2軍のキャンプ地でもある沖縄・嘉手納町出身の右腕は「全力で腕を振って打者に向かっていく姿を見せたい」と意気込んだ。
(町田利衣 / Rie Machida)
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