エ軍、7HR打っても勝てない衝撃 米記者悲嘆…2発の大谷翔平を「助けてあげてよ」

今季5度目の1試合2発と躍動したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
今季5度目の1試合2発と躍動したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

1試合7発は球団新記録&メジャータイ記録も…全部ソロの珍事

■アスレチックス 8ー7 エンゼルス(日本時間5日・アナハイム)

 エンゼルス4日(日本時間5日)、本拠地でのアスレチックス戦に7-8で敗れ、2連敗を喫した。「2番・指名打者」で出場した大谷翔平投手が今季5度目の1試合2発で躍動したのをはじめ、チームはメジャータイ記録の7本塁打を放ったが、まさかの敗戦。米メディアでは、理解不能のため息が充満した。

 口火を切ったのは大谷だった。初回1死で、逆方向に先制の23号ソロ。2回以降もスズキ、ウォード、アデル、ウォルシュと続き、7回2死では再び大谷が24号ソロを放った。さらに9回にはモニアクにも一発が飛び出し、球団新記録。ただ、全部ソロの珍事で、倒壊8失点には及ばなかった。

 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」でエンゼルス番を務めるマイク・ディジョバンナ記者は「7本塁打した試合で敗者になるのは困難であり、ほぼ不可能だと考えるものだろう」と力が抜けた様子。ジョージア州のメディア「WRBL News 3 Sports」のスポーツディレクター、レックス・カスティーヨ氏も「野球の煉獄へようこそ」と皮肉った。

 大の大谷ファンで知られる米スポーツ局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏は「頼むからショウヘイ・オオタニを助けてあげてよ、どうかお願いだよ」ともはや懇願。大谷が躍動しても勝てない状況はついに異次元の領域へ……。チームは混迷を極めている。

(Full-Count編集部)

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