トレードの目玉ソトは670億円の契約結ぶ? “MLB史上最高額”が現実的な4つの理由

過去の契約総額トップ4はいずれも“契約延長”で1位はトラウト

 3つ目はナショナルズからの15年総額4億4000万ドル(約590億円)の残留オファーを断ったとされること。記事では米サイト「spotrac」が昨年9月24日に公式ツイッターに投稿したデータを紹介。spotracの市場価値評価ツールで、ソトが史上初めて5億ドル以上を稼ぐ選手として評価されたとし、15年5億300万ドル(約675億円)になると予想した。現在の市場価値は4億8300万ドル超(約648億円)だそうだが、「それでも十分に圏内だ」と伝えている。

 4つ目の理由として「最もありえる道筋は契約延長だろう」と記事は指摘する。MLBでの契約総額トップ4はいずれも契約延長で、1位からマイク・トラウトの12年総額4億2650万ドル(約572億円)、ムーキー・ベッツの12年総額3億6500万ドル(約490億円)、フランシスコ・リンドーアの10年総額3億4100万ドル(約457億円)、フェルナンド・タティスJr.の14年総額3億4000万ドル(約456億円)となっている。

 この4人のうち、ソトより若かったのは今回同僚となったタティスJr.の22歳だけ。契約を結んだ昨年2月頃は、球団がコロナ禍のによる収益の落ち込みからの回復途上で、近く労使協定が失効するという不確実な要素もあった。さらにタティスJr.自身に深刻な腰の故障歴もあった。こうしたことからタティスJr.の契約はソトの金額の参考にはあまりならないように思えるとし、「それどころかソトがMLB史上初の5億ドル選手になる予兆にさえ思える」と結んでいる。

(Full-Count編集部)

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