元Gマイコラスが残した“史上初”の不名誉記録…ファンから皮肉も「歴史作ったな」
球宴にも選出された右腕に異変?
■ロッキーズ 16-5 カージナルス(日本時間10日・コロラド)
エンゼルスの大谷翔平投手が、メジャーリーグでは実にベーブ・ルース以来104年ぶりとなる2桁本塁打&2桁勝利を達成する裏で、元助っ人がメジャー史上初めてとなる“不名誉記録”を残していた。2015年から3年間巨人でプレーし、現在はカージナルスに所属するマイルズ・マイコラス投手だ。モデルとしても活動していたローレン夫人の美貌でも知られる彼に、何が起きたのか。
9日(日本時間10日)に米コロラド州デンバーで行われたロッキーズ戦に先発したマイコラスは、2回2/3を投げ14本の安打を浴び、10失点で壮絶なKOを食らった。米CBSスポーツは公式ツイッター「投手が3回未満の投球で、14安打以上と自責点10以上を許したのは、MLB史上初だ」と伝えた。
今季のマイコラスは好調で、ここまで8勝9敗、防御率3.50とカージナルスの先発ローテーションの一角を担っている。登板はなかったものの球宴にも選出されたほどだ。ファンからは「(打球が飛ぶ)クアーズ・フィールドだからね」「歴史をつくったな」と“裏快挙”を称える? 言葉も。シーズン終盤、屈辱を胸にさらに勝ち星を伸ばせるだろうか。