鈴木誠也、映画舞台で2試合ぶり安打　日本人初出場の特別試合で先制適時二塁打

トウモロコシ畑の中を通り抜けて球場入りした

■レッズ ー カブス（日本時間12日・ダイアーズビル）

　カブスの鈴木誠也外野手が11日（日本時間12日）、米アイオワ州ダイヤーズビルで行われたレッズとの「フィールド・オブ・ドリームス」ゲームに「4番・右翼」で先発出場。初回の第1打席に、2試合ぶりの安打となる先制の適時二塁打を放った。

　初回2死一塁。左腕・ロドロの2球目をはじき返すと、打球は左中間へ。一塁走者のウィズダムが一気に生還した。さらに鈴木は続くホーナーの左前打で2点目のホームを踏んだ。

　1989年に公開され、大ヒットした映画「フィールド・オブ・ドリームス」の舞台で行われた一戦。昨年ホワイトソックス-ヤンキース戦で史上初めて開催されたが、鈴木は日本人選手として同ゲーム初出場となった。試合前にはトウモロコシ畑の中を通り抜けて球場入りした。

　鈴木は前日10日（同11日）のナショナルズ戦は3打数無安打1死球に終わっていた。しかし特別ユニホームにストッキングを上げるオールドスタイルで挑んだ注目の試合で、いきなり快音を響かせた。