“不良債権”寸前からの復活劇…メッツの455億円男をNY紙が絶賛「契約に見合う選手」

復活へ導いたのは優れたメンタリティ…「僕は何より勝ちたい」

 ただリンドーアは“不良債権扱い”寸前から踏ん張った。その理由としてこの記事は、優れたメンタリティを挙げている。「野球をするためにニューヨークに来たんだ。フィールドに出て、出来る限り最高のレベルでプレーする。それが僕の仕事だ」「バックも頑張っている。チームメートも頑張っている。僕も彼らと一緒に頑張りたい」というリンドーアの言葉を紹介し「個人の成績より、チャンピオンシップの為にプレーすることが、最終的には、彼を契約に見合う選手にさせるだろう」とチーム第一の姿勢を称える。

 ポスト紙のマイク・バッカロ記者は、メッツ歴代トップ5の選手に1位からマイク・ピアザ、カルロス・ベルトラン、キース・ヘルナンデス、ダリル・ストロベリー、デビッド・ライトを挙げているという。

 記事は「もし、リンドーアが彼らに加わりたいのであれば、まだ多くの時間が残されている。そして、彼の才能と素晴らしいメンタリティが助けとなるだろう」とした。さらに「メッツのベストプレーヤーに加わりたいと思うか」という問いへの、リンドーアの言葉を紹介している。

「もちろん、そうなりたいけど……。そんなことは心配してないよ。そこにいつか入れればいいけど、僕は何より勝ちたい。この球団とこの街、(オーナーである)コーエンファミリーにチャンピオンシップをもたらしたいんだ」

 1986年以来となる世界一を、チームにもたらすことはできるだろうか。

(Full-Count編集部)

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