ティモンディ高岸宏行がプロ初登板初先発! 初回に暴投で1失点、最速は140キロ
芸能人最速142キロ右腕の初登板にスタンドはどよめき
独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに加入したお笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行投手が14日、栃木県総合運動公園野球場で行われた埼玉武蔵ヒートベアーズ戦でプロ初登板初先発した。初回に1点を失ったが、ブランクを感じさせない投球にスタンドがどよめいた。
高岸は初回、一塁への内野安打と味方の失策で無死一、二塁のピンチを背負ったものの、続く3番の元楽天・片山博視内野手を二ゴロ併殺に打ち取り、プロ初アウトを記録した。その後、4番・フェルナンドの打席で自らの暴投で先制点を献上。その後、2四球でピンチを背負ったが、後続を切って最少失点で切り抜けた。最速は140キロを記録した。
愛媛・済美高野球部出身の高岸は、高校時代に投手として活躍。東洋大進学後も野球部に所属しプロ入りを目指したが、怪我で断念していた。昨年4月3日に札幌ドームで行われた日本ハム対ロッテの始球式で142キロを計測。NPB公式戦の始球式に登板した芸能人では最速とされている。
この日、スタンドは2階席まで埋まるほどの盛況ぶり。試合前には、入団セレモニーが行われ「勝っても楽しい、負けても楽しいハッピーベースボール!」と盛り上げていた。