愛工大名電、夏の甲子園で工藤公康以来41年ぶり8強 3戦計40安打25得点と打線爆発

1981年以来のベスト8進出を果たした愛工大名電ナイン【写真:共同通信社】
1981年以来のベスト8進出を果たした愛工大名電ナイン【写真:共同通信社】

エース左腕の有馬が2失点完投、打線は初戦から3試合連続2桁安打をマーク

 第104回全国高校野球選手権大会は15日、大会第10日目の第3試合で愛工大名電(愛知)が5-2で明豊(大分)を下し、1981年以来のベスト8進出を果たした。

 愛工大名電は初回1死一、三塁の好機を作ると4番・山田空暉内野手(3年)が左犠飛を放ち先制。3回も1死一、二塁から3番・伊藤基佑内野手(3年)の右前適時打で1点を追加した。

 1点差に詰め寄られた4回には1死三塁から石見颯真外野手(1年)が中前適時打、5回には有馬伽久投手(3年)、市橋昂士内野手(3年)の連続適時打でリードを広げた。

 打線は初戦の星稜戦で15安打14得点、2回戦の八戸学院光星戦では13安打6得点、この日も12安打5得点と3試合連続2桁安打と好調をキープ。投げてはエース左腕・有馬が2失点完投。チームの夏ベスト8入りは工藤公康氏(前ソフトバンク監督)を擁しベスト4入りした1981年以来、41年ぶり。

 明豊は江藤隼希投手(3年)、野村颯太投手(3年)、森山塁投手(2年)と小刻みな継投を見せたが、5年ぶりの8強入りとはならなかった。

(Full-Count編集部)

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