42歳プホルス、衰え知らず1試合2発 通算700HRまで11…米記者も懇願「頼む」
マルチ本塁打は63度目、メジャー歴代5位
■カージナルス 6ー3 ブルワーズ(日本時間15日・セントルイス)
カージナルスのアルバート・プホルス内野手が14日(日本時間15日)、本拠地でのブルワーズ戦に「5番・DH」で出場。2回に9号ソロを放つと、8回には2年連続で2桁に乗せる10号3ランを架けた。衰えを知らない42歳の1試合2発に、スタンドは総立ちとなった。
2点ビハインドの2回先頭で、左翼スタンドへ確信の一撃。スタンドは大歓声に包まれた。8回に1点を勝ち越してなおも2死一、二塁のチャンスでは、試合を決定づける3ラン。メジャー通算689本塁打となった。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でカージナルス番を務めるケイティ・ウー記者は「プホルスの63度目のマルチ本塁打。これはウィリー・メイズに並んでMLB史上5位」と記録を紹介した。
通算700号まで「11」。近づく大台に、米メディアも期待を隠せない。「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏は「700号を必要としている。それが起こるのを私は必要としている。いつ、どうやってはどうでもいい。ただ必要なんだ。頼む」と懇願。「FOX2ニュース」のレポーター、アンディ・バンカー氏も「頼むからずっと引退しないでくれ!」と綴った。