元DeNA乙坂、ベネズエラWLに参戦決定 球団期待「インパクトを残すべき選手」
メキシコでは78試合で打率.367、3本塁打、25打点、26盗塁と活躍
元DeNAで、今夏メキシコでプレーした乙坂智外野手が、今冬はベネズエラのウインターリーグでプレーすることが15日(日本時間16日)、明らかになった。所属することになる「ブラボス・デ・マルガリータ」が獲得を発表。ブラボスは同国のリゾート地、マルガリータ島を本拠地としている。
乙坂は今夏、メキシカンリーグのディアブロス・デ・ロホス、ブラボス・デ・レオン、サラペロス・デ・サルティージョに所属。ディアブロスでは出場機会はなかったが、レオンとサルティージョでは「1番・中堅」として活躍。計78試合に出場し、打率.367、3本塁打、25打点、26盗塁、79得点の結果を残した。
メキシコに続き、ベネズエラをプレー先に選んだ乙坂は球団を通じ「これは大きな挑戦になる。100%の力を発揮し、チームに貢献したい。多くの人から、ベネズエラのウインターリーグのレベルはとても高いと聞いているので、とても楽しみにしています」とコメント。ファンに向けても「はじめまして。乙坂智です。(皆さんと)一緒に(優勝という)目標をつかむ準備はできています。皆さんと一緒に多くの勝利を分かち合いたい。すぐにお会いしましょう」とメッセージを残した。
ブラボスのスポーツディレクター、ホセ・マヌエル・フェルナンデス氏は「1番センターとしてベネズエラで活躍できる選手。攻守において期待している。間違いなくチームにフィットすると思うし、我々のリーグでインパクトを残すべき選手だ」と話している。
ベネズエラ・ウインターリーグでは過去、マック鈴木や野茂英雄、前川勝彦、村田透、渡辺俊介ら日本人もプレー。今年は10月22日に開幕する。乙坂はDeNAに所属していた2017、2018年オフに2度、メキシコのウインターリーグでもヤキス・デ・オブレゴンでプレーしており、2017年には27試合に出場し、打率.410、12打点、6盗塁の好成績を残している。
(Full-Count編集部)