エ軍ネビン監督代行が不満露わ「酷かった」 “ど真ん中”ボール判定から大量失点
9回1死でチャベスが投じた1球がまさかのボール判定
■マリナーズ 8ー2 エンゼルス(日本時間17日・アナハイム)
エンゼルスは16日(日本時間17日)、本拠地でのマリナーズ戦に2-8で敗れた。大谷翔平投手は「2番・DH」で出場し、11試合ぶりに3安打を放ったものの、チームは逆転負け。試合後、フィル・ネビン監督代行は「酷かった」と大量5点を失った9回の球審の判定に不満を漏らした。
1点ビハインドで迎えた9回のマリナーズの攻撃だった。1死走者なしでのスアレスの打席だった。2ボール2ストライクから3番手のチャベスが投じたカットボールは内角へ。ストライクゾーン内に決まったように見えたが、ブライアン球審の判定はボールだった。
チャベスはこの後、スアレスに四球を与えると、2死から怒涛の4連打。最後は新人王候補のロドリゲスに2ランを浴びて、この回大量5点を失って試合を決められた。1点差のままであれば、まだ試合展開も分からなかっただけに、ネビン監督代行は「酷かった。申し訳ないが実際そうだった。たまに判定を間違えることがあるのは理解しているが、5失点に繋がることになったのは本当に残念だ」と苦言を呈した。
5失点を喫したチャベスも試合後、声を震わせ「私のリアクションは、よし2アウト、次の打者へ、という感じだった。私たちはみんな人間だ。みんな間違いを犯す。それは分かっている。しかし、あのような状況で、あんなことあってはならない」と語り、判定に納得がいかない様子だった。