敗軍の将、大阪桐蔭を語る…“凄み”が浮き彫り「支配された」「攻撃に気が回らない」
聖望学園・岡本監督「全てにおいてレベルが2つ3つ上だった」
聖望学園(埼玉)は14日の2回戦で戦い、初回から6回まで毎イニング失点するなど0-19の大敗を喫した。打ってはわずか2安打、投げても3投手が計25安打19失点。トップレベルの選手たちとの力の差を痛感したのが、岡本幹成監督だった。
「失点を少なくしないと勝機はないと思っていたが、最初に失点して浮足立った。ゲームを完全に支配されてしまったなという感じ。全てにおいてレベルが2つ3つ上だった。スイングスピード、ボールの見極め、すべての面でいい勉強をさせていただいた。大差になったが、試合ができたのは大きな財産」
それでも、19年ぶりに初戦を突破したナインたちには「ここまで連れてきてくれて、感謝のひと言。誇りを持ってほしい」と称え、「複数の投手の育成を大事にしないといけない。控えメンバーの底上げは非常に必要だと思う」と、今後の課題にも言及していた。