愛工大名電・倉野監督、序盤の失点を悔やむ 「防戦一方になってしまった」

仙台育英が愛工大名電を下しベスト4一番乗りを決めた【写真:共同通信社】
仙台育英が愛工大名電を下しベスト4一番乗りを決めた【写真:共同通信社】

仙台育英の機動力に脱帽「今までのチームと違う走塁」

 第104回全国高校高校野球選手権大会は18日、準々決勝が行われ第1試合で愛工大名電(愛知)が2-6で仙台育英(宮城)に敗れ、41年ぶりのベスト4進出を逃した。試合後、倉野光生監督は「今までのチームと違う走塁、見事な攻撃をされました」と、機動力に脱帽していた。

 先発のエース左腕・有馬伽久投手(3年)が2回4安打3失点で降板。2番手の岩瀬法樹投手(3年)も1/3回を2失点(自責1)と序盤で5点を追う苦しい展開となった。

 雨でグラウンドがぬかるむ中、エンドランなど機動力を使った攻撃で主導権を奪われた倉野監督は「非常に素晴らしい走塁をしている。選手の動きがちょっと違うなと。今までのチームと違う走塁。ぬかるんだ中でも思い切ったスタート。的確な動きだった。見事な攻撃をされました」と語った。

 エース・有馬が序盤で降板したが「仙台育英さんの有馬に対する打線の組み換えや、適材適所の攻撃。防戦一方になってしまった。野球の難しさを感じた試合だった」と振り返っていた。

(Full-Count編集部)

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