鷹・大関友久「順調に競技に戻れそう」 腫瘍以外にがん細胞なし、来週以降リハビリ開始
球団が発表、自身もツイッターでコメント「順調に競技に戻れそうです」
ソフトバンクは18日、精巣がんの疑いのために8月2日に左睾丸の高位精巣摘除術を受けた大関友久投手について、摘出された腫瘍を病理解剖した結果、腫瘍以外にがん細胞は入っていないことが確認されたと発表した。大関は現在、自宅静養しており、来週以降に筑後にてリハビリを開始する予定。
大関は7月30日の西武戦の前後に同箇所に異変を訴えた。生活に支障の出るような痛みなどがあったわけではないものの、左精巣にしこりがあると感じ、球団トレーナーに報告。8月1日に大事を取って病院での検査を受けたところ、左精巣に腫瘍が見つかった。
悪性の疑いがあるため、翌2日に別の病院で精密検査を受診。すぐに手術を行うことを勧められ、2日夜に摘出手術を行った。今季、開幕ローテ入りを果たした大関はここまで18試合に登板し6勝6敗、防御率3.01。リーグトップの2度の完封勝利をマークし、本拠地PayPayドームでのオールスター第1戦では先発も任されていた。
大関が自身のツイッターを通じて発表したコメントは以下の通り。
「球団からの発表にもあった通り、左精巣の腫瘍摘出手術を受けて、無事終了し退院しています。突然のことで僕自身もいろいろと不安な気持ちにもなりましたが、早期発見ということもあり、病理検査の結果を見ても、順調に競技に戻れそうです。今回のことで、とても心配してくださったファンの皆様、応援してくださった皆様、手術に携わっていただいた医療従事者の皆様、本当にありがとうございます。リハビリからのスタートになりますが、早くチームの力になれるよう、また以前よりも力をつけた姿を1軍で見せられるよう、焦らずに頑張っていきます。これからも応援よろしくお願いします」
(Full-Count編集部)