夏の甲子園、4強出揃う 近江は下関国際と対戦…4校とも春夏通じて優勝経験なし
準決勝の対戦カードが決定、第1試合は東北対決
第104回全国高校野球選手権大会は18日、甲子園球場で準々決勝を行った。第4試合では聖光学院(福島)が10-5で九州学院(熊本)を下し初のベスト4進出を果たした。この日で4強全てが出そろい、休養日を挟んだ20日の準決勝では第1試合で仙台育英(宮城)-聖光学院、第2試合は近江(滋賀)-下関国際(山口)が対戦する。
聖光学院は1点を追う初回に1死二、三塁から4番・三好元気外野手(2年)が左前2点適時打を放ち逆転に成功すると、その後も打者一巡の猛攻で一挙5点を奪った。その後も効果的に追加点を挙げ、九州学院の反撃を振り切った。
ベスト4に進出した仙台育英(準優勝春1回、夏2回)、聖光学院、近江(準優勝春夏ともに1回)、下関国際は春夏通じて甲子園での優勝経験はない。予定通りに進めば22日に決勝戦が行われるが、どのチームが勝っても初優勝となる。
(Full-Count編集部)