鷹に救世主現る 今季初先発の板東が740日ぶり白星、柳田は4打数4安打
750日ぶりに先発した板東は6回途中まで1安打無失点の好投
■ソフトバンク 7ー2 日本ハム(19日・PayPayドーム)
ソフトバンクは19日、本拠地PayPayドームでの日本ハム戦に7-2で勝利した。3回に柳田の2点適時打で先制すると、今季初先発となった板東湧梧投手が6回途中まで1安打無失点に抑える好投。6回にも2点を加えてリードを広げ、逃げ切った。
750日ぶりの先発マウンドに上がった板東を打線が援護した。3回だ。1死から周東、今宮の連打、相手先発のポンセの暴投で2死二、三塁とすると、柳田が中前へ2点適時打。6回には牧原大が四球、柳田がこの日3安打目となる右翼線への二塁打で続くと、デスパイネの犠飛、ポンセのボークで2点を加えた。
2020年7月30日の西武戦以来となる1軍の先発マウンドに上がった板東は持ち味であるコントロールの良さを存分に発揮して日本ハム打線を封じた。3回までは1人の走者も出さないパーフェクト投球。6回2死で清宮を迎えるところまで1安打無失点に封じると、2番手の嘉弥真が清宮を3球三振に仕留めた。
3番手の松本が7回に2点を失ったものの、8回は藤井、9回は田中正が日本ハムに反撃を許さずにリードを守った。板東はリリーフで4イニングを投げた2020年8月9日の楽天戦以来、約2年、740日ぶりとなる白星。先発としてはプロ入り後初白星をマークした。