米で挑戦続ける陽岱鋼の現状は? 終盤戦で豪快2発&7打点、今オフの選択にも注目
レイクカントリー・ドックハウンズでのシーズンも終盤
今季から米独立リーグのレイクカントリー・ドックハウンズでプレーしている陽岱鋼外野手(元巨人)が19日(日本時間20日)に行われたゲーリーサウスショア戦で、初の1試合2本塁打を放った。さらに自身最多となる7打点の大暴れ。新天地でのシーズンも終盤にさしかかり、NPB時代をほうふつとさせるド派手なプレーで大暴れしている。
この試合「1番・右翼」で先発した陽は、3回の打席で右越えの満塁弾。7回には左越えの3ランを放ち、14-5の大勝に貢献。ホームインしてからは同僚と楽しげに“セレモニー”を決め、すっかりチームになじんでいる様子だ。
陽の所属するレイクカントリーは今季、アメリカン・アソシエーションに加入した新球団。シーズン成績は30勝55敗で最下位に沈んでいる。ただ最近10試合は5勝5敗。陽もこの間は38打数13安打で打率.342と調子を上げてきた。シーズン成績は64試合に出場し打率.238、8本塁打30打点。さらに2試合に投手として登板してもいる。
昨年限りで巨人を退団し、あえて慣れぬ新天地に飛び込んだ。1月には台湾メディアのインタビューに「私には新しい刺激が必要。野球の道で、挑戦を続けます」と語っている。レイクカントリーでのシーズンは9月5日(同6日)が最終戦。今後のキャリア選びにも注目が集まりそうだ。