ヤ軍大失速に指揮官ブチ切れ…19試合で15敗、6カード連続負け越しに“机バーン”
21日のブルージェイズ戦に敗れ6カード連続負け越し
■ブルージェイズ 5ー2 ヤンキース(日本時間21日・ニューヨーク)
ア・リーグ東地区で首位を走るヤンキースの失速に、ついに指揮官がブチ切れだ。20日(日本時間21日)のブルージェイズ戦に2-5で敗れこのカード3連敗。ここ19試合では実に15試合目の黒星に、ついにアーロン・ブーン監督は記者会見で怒りをぶちまけた。
ヤンキース専門のポッドキャスト番組「トーキン・ヤンクス」がツイッターで伝えたもの。「ヤンキース監督としての5年間で、私たちが見た記者会見で最も怒ったアーロン・ブーン」と題された動画には、机を叩き激しい口調で質問に答えるブーン監督の姿が映っている。
また米スポーツ専門局「ESPN」はヤンキースが球宴後9勝20敗、7月8日(同9日)には2位と15.5あったゲーム差が7まで詰まっていると紹介。ブーン監督が連日記者会見で“キレて”いることを指摘し、20日(同21日)の会見で「もっといいプレーをしないといけない。以上だ。素晴らしいことは、それが私たちの目の前にあることだ。ここにある。私たちは直すことができる」と机を叩きながら発言したことを紹介している。
また、米「エライアス・スポーツ」によると、ヤンキースは1995年以降で初めて、6カード連続の負け越し中。ブーン監督は「点を取れなければ、勝つのは難しい」と発言している。ヤンキースの地区優勝は鉄板と思われていたア・リーグ東地区に、嵐は起きるのだろうか。