2発4安打の42歳プホルス「それでも引退する」 700本塁打まであと「8」も意思固く
今季前に古巣へ復帰、今季限りでの引退を表明していた
■カージナルス 16ー7 Dバックス(日本時間21日・アリゾナ)
カージナルスのアルバート・プホルス内野手は20日(日本時間21日)に行われたダイヤモンドバックス戦に「5番・DH」で先発し、2打席連続本塁打を放って史上4人目の通算700本塁打まであと「8」に迫っている。さらにこの試合4安打の活躍にも「それでも引退するつもりだよ」とキッパリ。今季前、古巣に戻った際に表明した「今季限りで引退」を撤回するつもりはなさそうだ。
米全国紙「USAトゥデイ」が伝えたもの。42歳になったプホルスのこの日の活躍は、直近8戦での6本塁打が史上最年長、さらに4安打と2本塁打を記録した史上初の42歳以上の選手となり、通算塁打でスタン・ミュージアルを抜き歴代2位に浮上という歴史的なものだった。
それでもプホルスは同紙の記事によると「私はそれでも引退するつもりだよ。693本で終わろうが、696本だろうが700本だろうが関係ない。数字にはとらわれない。もし22年前の私に(700本塁打まで)ここまで近づいていると伝えたら、とんでもなくクレイジーなこと言ってるぞ、って答えただろうね。私のキャリアはアメージングだった」と語っている。
さらに「引退撤回することはないのか」という問いに「(今季)70本打てなければ、戻ってこないな(笑) もう十分だよ。(カージナルスと)契約したときにこれで最後だと発表できてよかった。本当に考えを変える気はないよ」と、駄目を押している。
(Full-Count編集部)