有原航平「いい投球ができた」 489日ぶり勝利にホッ…指揮官は絶賛「期待以上の投球」
ビーズリー監督代行「抜群だったね! 期待を超える、これ以上ない投球」
■レンジャーズ 7ー0 ツインズ(日本時間22日・ミネソタ)
レンジャーズの有原航平投手は21日(日本時間22日)、敵地のツインズ戦に先発し、6回0/3を4安打無失点で今季初勝利を挙げた。「打たせる投球ができて、しっかり守備が守ってくれたので。いい投球ができたと思っています」と振り返った。
初回、2回と走者を背負ったが、後続を断ち切った。3回から6回まで安打を許さず、7回に先頭から連打を許したところで降板となった。今季2度目の登板で昨年4月19日(同20日)のエンゼルス戦以来489日ぶりの勝ち星。「前回より落ち着いてましたし、リズムに乗って投げることができた。感覚はいいですし、ツーシーム、フォーシームとしっかり投げられている。そこが今日の投球につながった」と分析した。
有原は昨季レンジャーズ入りしたが、5月に右肩の動脈瘤の手術を受けて長期離脱。復帰した9月に事実上の戦力外(DFA)となり、今季開幕はマイナーで迎えていた。「今日はツーシームの動きが良かったので。しっかりインコースをつけたことが良かったかなと思っています。(マイナーで)真っすぐはもちろんそうなんですけど、カットとツーシームでベース盤を広く使う投球をしていたので。今日はそういう投球ができていたと思っています」と表情を緩めた。
トニー・ビーズリー監督代行は「抜群だったね! 6回を無失点。7回途中で降板させなければいけなかったが、期待を超える、これ以上ない投球をしてくれた。僅差のタイトな試合だったが、リードを守り、打線に火がつくチャンスを作ってくれた。本当に傑出していたよ」と賛辞の言葉を並べていた。
(Full-Count編集部)