帯広特有の珍アーチ…“市町またぎ弾”にファン仰天「となり町まで飛ばすわの実現」
帯広の森野球場は打席部分は芽室町、左翼方面は帯広市になるという
■オリックス 5ー4 日本ハム(24日・帯広)
日本ハム近藤健介外野手が24日のオリックス戦で放った“珍ホームラン”が話題になっている。試合が行われた「帯広の森野球場」は北海道帯広市と芽室町の境に位置し、打席部分は芽室町で、打球が着弾した左翼席は帯広市だという。ファンは「『となり町まで飛ばすわ』の実現」「いろんな球場あってプロ野球おもろいな」と声を寄せている。
2点を追う9回、左打席の近藤はオリックス平野佳の147キロをとらえ、左翼席に6号ソロを運んだ。その瞬間、試合を解説していた岩本勉氏は「出ました。芽室町から帯広市へ向けての市町村またぎのホームランが出ました!」と興奮気味。「最後は帯広市に着弾ということですか」と実況の近藤祐司アナも感心していた。
帯広の森野球場の住所は帯広市だが、隣町の芽室町に隣接しており、ちょうど球場が境になっているそうだ。試合を配信した「パーソル パ・リーグTV」が公式Youtubeに「【市町村またぎ弾】近藤健介『“芽室町”から“帯広市”にゴーンヌ!!』」のタイトルで動画を公開すると、「地図みたら、ほんまに跨ってた」「球場内で市町またげるのすご笑」「市町村をまたぐなんて随分貴重なプレーだなぁ」とファンはコメントしていた。