大谷翔平が来季もエ軍でプレーなら「大いに驚く」 球団売却検討受け、米敏腕記者が見解
エ軍は「当分の間、勝てるチームにはならない」
23日(日本時間24日)に球団オーナーが売却を検討していると明かしたエンゼルス。チームに激震が走る中、米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が大谷翔平投手の今後について言及。トレードに出して多くの見返りを得るだろうとし、来年開幕時に「エンゼルスのユニホームを着ていたら大いに驚くと言いたい」などと述べている。
「USAトゥデイ」が公式ツイッターに投稿した動画で、ナイチンゲール氏は今回の球団売却表明がチームに与える影響を分析。大谷に関しては今夏のトレード市場で、放出した場合にどれだけの見返りを得られるか球団フロントは「探った」が、オーナーのアート・モレノ氏が首を縦に振らず、トレード話は「まとまらなかった」と説明した。
そして、大谷が2023年オフにFAになること、勝てるチームでプレーしたいという趣旨の発言をしていることを挙げ、「エンゼルスは当分の間、勝てるチームにはならないので、オオタニをトレード市場に出して多くの見返り(有望株)を得ようとするだろう」と見通しを語った。さらに「現段階では、2023年開幕時にエンゼルスのユニホームを着ていたら大いに驚くと言いたい」とも述べている。
また、2030年まで契約が残っているマイク・トラウト外野手についても言及。「彼がトレードされる唯一の道は、本人がそれを希望した場合だ」と語った。エンゼルスは2019年3月にトラウトと12年総額4億2650万ドル(約582億7000万円)で契約。トレード禁止条項がついており、本人が承諾しなければトレードされない。
(Full-Count編集部)