大谷翔平の“元相棒”がロッキーズで大活躍 沸き起こる残留待望論も実際は?
ホセ・イグレシアスは昨季途中までエ軍に所属、今季はロッキーズで活躍中
昨季途中までエンゼルスに在籍していたホセ・イグレシアス内野手が今季、新天地のロッキーズで活躍している。24日(日本時間25日)終了時点でリーグ5位の打率.308(390打数120安打)をマーク。ファンからは長期契約の期待も高まっている。だが、地元紙記者はその可能性は低いと見解を示している。
キューバ出身の32歳は昨季エンゼルスで114試合に出場。大谷翔平投手がホームランを放った際に一番乗りで祝福するのが恒例で日本ファンにも親しまれていたが、9月に自由契約となり、レッドソックスへ移籍。オフにFAとなり、新天地に選んだロッキーズで活躍を続けている。
そんなイグレシアスにファンから“残留待望論”が起きている。地元紙「デンバー・ポスト」にはデンバー在住の男性読者から「ロッキーズはイグレシアスと長期契約を結ぶチャンスだと思う。長期契約を結べば常勝文化がチームに生まれると思う」と意見が寄せられた。ただ、記者の見解は少々異なっているようだ。
同紙のパトリック・ソーンダース記者は「特に打撃で充実のシーズンを送っている」と今季の活躍を称えた上で「来季も戻ると思わない」と見解を示した。イグレシアスが今オフにFAになることを挙げ、守備はグラブさばきや肩を評価する一方で「守備範囲が狭い」と指摘。ロッキーズ傘下ナンバー1有望株で現在は2Aに所属する遊撃手エゼキエル・トーバーの名前を挙げて「次に押し寄せる若手の波に門戸を広げる時期。イグレシアスがロッキーズに戻る見通しは持てない」と述べている。
(Full-Count編集部)