エンゼルスから移籍し“覚醒”した左腕 防御率は1点台…捕手が明かす打ちづらい理由
ヒーニーがブルワーズ戦で6回10奪三振2失点で2勝目
■ドジャース 12ー6 ブルワーズ(日本時間25日・ロサンゼルス)
ドジャースのアンドリュー・ヒーニー投手が、24日(日本時間25日)のブルワーズ戦に先発。6回91球を投げて被安打4、10奪三振2失点で2勝目(1敗)を挙げた。2021年にはエンゼルスに在籍し、7月にヤンキースへ移籍。そして今季からドジャースでプレーする31歳左腕は4月下旬に左肩の故障でIL入りしていたものの、復帰して好投を続けている。
この日は10個の三振を奪った。試合後、ヒーニーは「スライダーの調子も上がってきた」と変化球に手応え。6回までに12点の援護をもらった打線については「最高だよ(笑)。初回にソロHRを許してビハインドの展開になったけど、すぐに複数の点(4点)を返してくれた。打線がやってくれると分かって試合に臨むから、攻めのピッチングができる」と語った。
バッテリーを組んだオースティン・バーンズ捕手は「キレがとても良くて、直球は浮き上がってくる。非常に独特な直球だ。スライダーも自信を持って投げている」と左腕の特徴を語る。
2021年はエンゼルスで18試合に登板し、6勝7敗、防御率5.27。7月末にトレードで移籍したヤンキースでも12試合で2勝2敗、防御率7.32で、シーズンを通じて30試合で8勝9敗、防御率は5.83に終わっていた。しかし、制球力の高さや奪三振率が評価され、オフには10球団以上からオファーを受けていたとされる。
今季も奪三振率は13.5で、40投球回数以上のMLB先発投手の中ではトップだ。昨季は苦しんだものの、新天地で飛躍を遂げている。
(Full-Count編集部)