イチロー氏が若手に授けた“成功術” スピーチで語った「ポテンシャルを最大化する方法」

マリナーズの球団殿堂入りセレモニーに登場したイチロー氏【写真:ロイター】
マリナーズの球団殿堂入りセレモニーに登場したイチロー氏【写真:ロイター】

球団殿堂入りスピーチで「現役の選手たちに言いたいことがあります」

 マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が27日(日本時間28日)、本拠地ガーディアンズ戦前に行われた球団殿堂入り式典に臨んだ。超満員となったスタジアムにネイビーのスーツ姿で登場したイチロー氏はスピーチを行い、その中では現役選手たちへのメッセージも送った。

 2019年に現役を引退したイチロー氏は、そのまま球団の会長付き特別補佐兼インストラクターに就任し、メジャー、マイナーに関わらず、若手選手たちの育成にあたっている。この引退後の日々について「私はいまだにマリナーズのユニホームを着ています。そして、私は誇りを持ってそうしています」と語る。

 このメッセージに聞き入っていた若手選手たちに「みんなに知っておいてほしいのは、ベストを目指して戦うあなたたちに私が寄り添っているということです」と語りかけると「私がシアトルに来たとき、私は27歳でした。当時は私のアメリカでのキャリアが19年も続くなんて、今日もまだシアトルにいるなんて想像もできませんでした。それを念頭に置いて、現役の選手たちに言いたいことがあります」とメッセージを送った。

「自分自身に限界を設けず、ベストを尽くして、それを大事にしてください」

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