大谷翔平、会心の決勝3ランは「凄くいい本塁打」　球場切り裂く一撃で日本人初の快挙

6回に逆転3ランを放って雄叫びをあげ力強くガッツポーズ

■エンゼルス 3ー2 ヤンキース（日本時間1日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手は8月31日（日本時間9月1日）、本拠地で行われたヤンキース戦で決勝の30号3ランを放って勝利を呼び込んだ。2点を追う6回に右腕コールから逆転弾を放ち「チャンスだったのでどんどんストライクが来たら振ろうと思って、いい結果になったので、凄くいい本塁打だったと思います」と手応えを口にした。

　大谷は6回1死一、二塁から右腕コールの97.9マイル（約157.6キロ）のフォーシームを打ち返した。中越えへ逆転30号3ランとなり、雄叫びを挙げて力強くガッツポーズ。これで松井秀喜も届かなかった日本人初の2年連続30号に到達した。ア・リーグMVPを争うジャッジとの“直接対決”3連戦は、両者ともに2本のアーチを架けた。

　この日は先発のサンドバルが7回2失点と好投を見せ、救援陣も1点のリードを守った。大谷は「攻撃にいいリズムをくれるピッチングだったと思うので、今日はサンディーが素晴らしい活躍だったと思います」と左腕に感謝。今カードを2勝1敗で勝ち越し「（ヤンキースは）素晴らしいチームなのでどの試合も接戦でいいゲームだったなと思います」とうなずいた。

（Full-Count編集部）