大谷翔平、8回1失点の熱投も不満「打席で打てれば」 新球ツーシーム手応え、一問一答
前回7回、今回8回と長い回を投げた「四球がないのが一番いいところ」
――新球のツーシームを18球を投げた。
「比較的コマンドも良かったですし、動きも良かったので。各球種、単体で使えるのもありますし、それぞれのつながりを考えて投げる球種もあるので。選択肢の1つになると思います」
――ツーシームの多投は試合前からのプランだったのか。
「もちろんツーシームを打つのが得意な打者もいれば、そうじゃない打者もいる。同じ右打者でもそれぞれの選手で変わってくるので。その都度で投げるチョイスをしていますし、ツーシームに限らず、その日によって、いい球種、悪い球種がもちろんあるので、相談しながら投げるのがピッチングかなと思います」
――8回のアルトゥーべ、グリエル、ブレグマンの上位打線の対戦は。
「楽しくはないですね。もちろんいい打者ですし、もちろん下位打線よりは上位打線の方が、点を取られる可能性は高いので。4巡目になれば慣れも出てきますし。楽しくはないですけど、その中で100球を超えているので。出し切る気持ちでいきました」
――シーズン終盤に長い回を2試合連続で投げた。
「たまたまですかね。その分、奪三振を捨ててますし。その中で四球がないのが一番いいところかなと思います。球数も増えない条件としては四球をなるべく出さないことが長い回を投げられるので。そこら辺が良かったかなと思います」
――規定投球回は目標になるか。
「残り数試合。まず今までの予定通りにしっかりとコンディションを整えて、毎試合投げるというのが一番の目標なので。その中で良し悪しは必ず出てくると思いますけど、今日みたいに長い回を投げられれば、それだけ勝つチャンスが多くなるので頑張りたいなと思います」
――中5日、中6日の調整の難しさは。
「今週は休みがあったので、その分伸びましたけど、特に。中6日になることの不利益はないかなと。その分、1日多く休めるので。よりリフレッシュした状態でマウンドに上がれると思います」
(小谷真弥 / Masaya Kotani)