大谷翔平を「表現する言葉が尽きてしまう」 劇的サヨナラ打の同僚が脱帽「唯一無二」
「2週間前にはシンカーを新たにレパートリーに加えた。途方もない」
■エンゼルス 2ー1 アストロズ(日本時間4日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地アストロズ戦で8回6安打1失点と好投した。「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、12勝目はならなかったものの、今季最多111球を投じる熱投。延長12回にサヨナラ打を放ったマット・ダフィー内野手も「本当に唯一無二の存在」と、大谷の存在の大きさに脱帽していた。
4回まで無失点投球を続けた大谷は5回2死二塁でマティエビッチに中前適時打で先制点を奪われた。ただ、この日の失点はこの1点だけ。6回2死満塁、7回1死二塁のピンチを相次いで切り抜け、8回まで1失点に抑える好投を見せた。3回には、ベーブ・ルース以来、史上2人目の快挙となる通算100本塁打&400奪三振を達成。大谷の力投もあって延長戦にもつれ込むと、エンゼルスは延長12回、ダフィーの適時打で劇的なサヨナラ勝ちを飾った。
試合後、中継局「バリー・スポーツ・ウエスト」のヒーローインタビューに登場したダフィー。大谷の力投について問われると「いつでも彼はアンビリーバブルだ。僕たちは投打どちらか1つでいい結果が残せるようにと努力しているが、彼は両方でそれをやっている。2週間前にはシンカーを新たにレパートリーに加えた。途方もない。表現する言葉が尽きてしまうけど、本当に唯一無二の存在だ」と称えていた。
(Full-Count編集部)