大谷翔平が「宝石のような投球」 熱投111球…地元紙が絶賛した“最大の武器”
シーズン終盤に今季最多111球「彼の最大の武器となった」
■エンゼルス 2ー1 アストロズ(日本時間4日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地でのアストロズ戦に「3番・投手兼DH」で出場し、今季最長タイとなる8回を投げて5安打1失点と好投した。今季12勝目は逃したものの、今季最多111球に地元紙は手放しで賞賛。「LAタイムズ」は「宝石のように美しい投球をした」と形容した。
3回先頭のマティエビッチを低めに落ちるカーブで空振り三振に仕留め、通算400奪三振に到達。通算123本塁打と合わせ、「400奪三振&100本塁打」の達成は、大谷とベーブ・ルースのみという大記録となった。5回2死から先制点を許すも、その後はピンチを背負いながらも鬼気迫る投球。2021年に並ぶ自己最多シーズン14度目のクオリティスタートを達成した。
地元紙の「オレンジカウンティ・レジスター」は、シーズン終盤での熱投にも注目。「ショウヘイ・オオタニの特大ツールキットのどこかに、スイングスピード、スピン率、ベースランニング、スプリットの落差の中のどこかに隠れて、スタミナも入っていたようだ」と表現した。その上で「これがエンゼルスタジアムのマウンドで、彼の最大の武器となった」と述べた。
シーズン136イニングにも達し、昨季を超えてキャリアハイに。驚きをどんどん更新していく姿に、MLB公式サイトも「ショウヘイ・オオタニは新たな高みへとなんとか昇り続けている」と報じた。残り試合が少なくなる中、どう2022年を締めくくるのか数多の視線が注がれている。
(Full-Count編集部)