今オフFAのエ軍9.5億円右腕、挽回なるか 米メディア「数週間が能力アピールする場に」
防御率4.94のローレンゼンは7月からIL入り、9月10日に復帰先発する
肩痛のため7月から負傷者リスト(IL)入りしていたエンゼルスのマイケル・ローレンゼン投手が、9日(日本時間10日)のアストロズ戦で復帰する見通しだ。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「今オフ再びFAとなるローレンゼンにとって、この数週間が能力をアピールする場となる」と伝えた。
ローレンゼンは今季13試合で6勝6敗、防御率4.94。5月20日(同21日)を最後に白星はなく、7月7日(同8日)にIL入りする前の3登板では17失点で3連敗とチームの期待に応えられていなかった。
ローレンゼンは今季、エンゼルスと1年675万ドル(9億4800万円)で契約を結んでいる。このオフには再びFAになることから、どのような契約を得られるかは残りシーズンの投球内容が大きく関わってくる。それだけに同メディアはFAとなる前に復帰することで「チャンスを得ることになる」と低迷期間を挽回できるかどうかに注目している。
この日の試合前にはネビン監督代行が「ローレンゼンは金曜日に先発登板するようだ」と明言。IL入り前の登板を「普段のツーシームのような制球力がなかった」と振り返ったが「ここ数登板の映像を見る限り、コントロールはいい感じだ。彼はこの先問題ないだろう」と期待を寄せた。
約2か月を経て帰ってくるローレンゼン。どんな投球を見せ、それが今オフにどのような影響をもたらすのだろうか。
(Full-Count編集部)