大谷翔平、CY賞7度クレメンス氏四男に見逃し三振 大差で本職外野手が登板
大谷を三振に斬りガッツポーズ、記念のボールも確保
■エンゼルス ー タイガース(日本時間6日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が、メジャー通算354勝、7度のサイ・ヤング賞を誇るロジャー・クレメンス氏の息子コディ・クレメンス外野手に三振を喫した。5日(日本時間6日)の本拠地でのタイガース戦。9点リードで迎えた8回の第5打席で見逃し三振に倒れると、クレメンスはガッツポーズで大喜びした。
3回の第2打席で31号2ラン、7回の第4打席でも32号ソロを放ち、今季6度目となるマルチ本塁打を記録した。初の1試合3本塁打がかかる8回の第5打席。エンゼルスが9点リードしていることもあり、タイガースのマウンドには本来、外野手のクレメンスが上がった。スローボールを2球ファウルし、追い込まれた大谷は外角低めのボールを見逃して三振に終わった。
昨季ア・リーグMVPに輝き、今季もMVPの最有力候補に挙がる大谷から奪った三振にクレメンスは大喜び。ガッツポーズで喜びを表すと、三振に切ったボールを記念に残してくれるように指示していた。ロジャー・クレメンス氏の四男のコディ・クレメンスは今季メジャーデビューを果たし、44試合に出場している。