元オリックス野手が球団新記録を樹立 30歳遅咲きメジャーデビューで快音連発

ナショナルズのジョーイ・メネセス【写真:Getty Images】
ナショナルズのジョーイ・メネセス【写真:Getty Images】

6日のカージナルス戦で5打数3安打と活躍し、今季11度目のマルチ安打

■ナショナルズ 6ー0 カージナルス(日本時間6日・セントルイス)

 元オリックスでナショナルズのジョーイ・メネセス内野手が球団記録を打ち立てる大活躍を見せている。5日(日本時間6日)の敵地カージナルス戦でも5打数3安打1打点の活躍を見せて、今季29試合目の出場で11度目のマルチ安打となった。

 この日は「3番・一塁」でスタメン出場すると、初回の第1打席でいきなり右前安打を放って2試合連続安打。3回の第2打席は見逃し三振に倒れたものの、5回の第3打席で左前安打、6回の第4打席でも左前適時打と快音を連発し、チームの6-0の勝利に貢献した。

 フアン・ソト外野手のパドレス移籍でメジャー昇格を掴んだメネセス。8月2日(同3日)のヤンキース戦でメジャーデビューを果たすと、そこから29試合で38安打を放っている。ナショナルズの公式ツイッターによると「これは、ルーキーのデビューから29試合時点での安打数としてはチーム史上最多」だという。

 この活躍には「ソトより上」「1か月しかプレーしてないの分かってるけど、これはルーキーオブザイヤーもの」「ブレーブス傘下2Aの元レジェンドが30歳ルーキーとしてメジャーで頑張ってるって、最高」とファンも喝采。かつてNPBでプレーし、30歳にしてメジャーデビューのチャンスを掴んだ苦労人がブレークを遂げている。

(Full-Count編集部)

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