大谷翔平、敵軍選手に“神対応” 直筆サイン球を贈呈、クレメンス息子大興奮「最高だ」

クレメンスの奪三振記念球に「What a nasty pitch!」
エンゼルスの大谷翔平投手が6日(日本時間7日)、タイガースのコディ・クレメンス外野手に“神対応”を見せた。本拠地・タイガース戦前にクレメンスのメジャー初奪三振の記念ボールにサイン。「What a nasty pitch!(なんてえげつない投球だ)」と書き込んでプレゼントした。
クレメンスは通算354勝で7度のサイ・ヤング賞を誇るロジャー・クレメンス氏の四男。大量ビハインドとなった前夜の8回1死一塁、大谷から68.4マイル(約110.1キロ)の遅球で見逃し三振に仕留めた。一夜明け、クレメンスは念願のサインボールゲットに大喜び。「最高だ! クールだ! クラブハウスボーイに頼んでもらったんだ」と興奮気味に語った。
クレメンスの投球について、タイガースのヒンチ監督は「あの日の中で最も気分が和らいだ瞬間だったし、コディにとっては重要な思い出になっただろう。ショウヘイにとってはそれほど重要な思い出ではないだろうが」と語った。今季メジャーデビューしたばかりの26歳にとって特別なボールとなるに違いない。