ダルビッシュ、13勝目も「ダメだった」 疲労との戦い「勝つのが今一番大事」
7回途中5安打3失点、3被弾もリーグトップ21度のQS
■パドレス 6ー3 Dバックス(日本時間8日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が7日(日本時間8日)、本拠地で行われたダイヤモンドバックス戦で今季13勝目を挙げた。自身3連勝も、6回0/3を投げ5安打3失点6奪三振、3被弾を許した投球内容に「ダメだったですね。いい球もそんななかったですし、結構疲れ気味だったし、いいところなかったなと」と振り返った。
中4日のマウンドは、2回に2者連続本塁打で先制を許すと、4回にはバーショに2打席連続となる右越えソロを許した。26歳について「何でか分からないけど僕に凄く合う。球が凄く見えているし、しっかり打たれたなという感じがします」と話した。
「今日は凄く疲れていた。過去2日間あまり寝られなくて……。自分の家の横の家が工事始めて、朝7時からコンコンコンコンで。昨日は別の部屋で寝たんだけどクーラーが悪くてあんまり寝られなくて。前回111球投げているのでそれもあるかも」と思わぬ敵と戦っていたことを明かしたダルビッシュ。それでもリーグトップのクオリティスタート(QS)を21度に伸ばし、大事なシーズン終盤に自身3連勝。2013年以来、9年ぶりに13勝に達した。「勝つのが今一番大事なので、この時期。今日の試合も僕も状態が良くない中でチームとして勝てたのでうれしいですね」とうなずいた。
(Full-Count編集部)