降板理由のマメは「球速が出ている影響かな」 大谷翔平、試合後の一問一答
「単純にスピードが出る出ないとかいうところではなく、出すべき時に出る」
――マメの状態は。
「さっきも言いましたけど、次に響く前に降りたって感じですね」
――潰れたりは?
「深いところで別に破れているとかではなくて。次行っていたらもうちょっと次の登板に響くような感じになったのかなと思いますけど、そうなる前にやめたって感じです」
――人差し指は初めて?
「いや中指です。初めてではないです」
――ツーシームが影響しているのではという一般論も。
「どうですかね。新しい球種はそうなる場合もありますけど、どちらかというと、しっかり球速が出ている影響かなと思っています」
――指のかかりがいいから。
「強度が高くなっているということですね」
――強度が高くなっているというのは。
「スピードがマメに影響しているって感じですかね。数字が出ているということはそういうことじゃないですか」
――マメは試合前から?
「前回、ひどい感じではなかったですけど、マメはできて、中6日で少し良くなって今日という感じだった。それが多少弱い状態で試合に臨んでいたので、こういう球数を重ねた時に今日みたいな感じになったって感じです」
――アストロズをこの2試合抑えた。
「頭の使う球団だと思うので、今年対戦が多かったですけど、単純に自分のやりたいことをやっていれば抑えられる打線ではないですし、ステップアップのための準備としていろんな球種を使ったり、いろんなカウントでいろんなボールを投げたりとか、それが今年の対戦ではいい方向につながったかなと思います」
――ツーシームはアルトゥーべも笑っていた
「ツーシームだけでなくスライダーもそうですし、スプリットもそうですし、投げるところもそうですし、いろいろ考えないといけない打線なので。個の力も強いですけど、線の中でいろいろ考えているな、強いチームだなと思います」
――この時期に101.4マイル。
「決めるべきところで、いいところで三振を取れている球がいいというのはいいことじゃないかなと思います。単純にスピードが出る出ないとかいうところではなく、出すべき時に出るっていうのもそうですし、投げるべきところに投げるというのもそう。シチュエーションによってそういう球が行くというのは実戦の中では有効だと思います」
(Full-Count編集部)