大谷翔平の160キロに迫る新魔球に米震撼 解説者も混乱「あまりに落ちたので勘違い」

アストロズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
アストロズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

160キロに迫る高速ボールなのに…スプリットのような衝撃落差

■エンゼルス 6ー1 アストロズ(日本時間11日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地でのアストロズ戦に先発し、5回1失点で今季12勝目を挙げた。好投を支えたのは、投球の4分の1を占めた“新魔球”。160キロに迫る高速ボールながら、スプリットのような落差に、米ファンは「バントができるかどうかも微妙」「これはいったい何?」と震撼した。

 衝撃の一球が飛び出したのは、5回1死でアルトゥーベに投じた初球だった。内角への98.9マイル(約159キロ)は大きく沈み込み、空振りを奪取した。「FOXスポーツ」で解説を務めたAJ・ピアジンスキー氏は「スプリットで空振りしましたね~」と述べたが、実はシンカー。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は「あまりに落ちたので、AJ・ピアジンスキーは、スプリットとだと勘違いした」とツイートした。

 専門家の目すら欺く魔球で、フリードマン氏も「もし99マイルの表示を見なかったら、私もスプリットだと思っていただろう」とポツリ。スピードと落差が次元を超えたボールに、ファンも「これはハリーポッターの魔術のようなものだ……」「彼が人間だとは思えない」などと驚きのコメントを寄せていた。

【実際の映像】専門家も混乱「あまりに落ちたので勘違い」 大谷翔平の159キロシンカーは「バントができるかも微妙」

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