侍U18、悲願の世界一へ気になるライバルは? 米国はNo.1有望株の活躍で全勝キープ
韓国は4番・キムが3戦7打点、前回王者チャイニーズ・タイペイは3戦全勝
米国に敗れたとはいえ、現在グループA2位タイの宿敵・韓国も勝ち上がった場合、強敵になりそうだ。今大会は7回制ながら3試合平均9.3得点と打線が好調。4番のキム・ボムソク捕手は3試合で打率.417(12打数5安打)、1本塁打7打点をマークしている。
13日(同14日)のオープニングラウンド最終戦で、日本が戦うチャイニーズ・タイペイもここまで全勝と勢いに乗る。チャイニーズ・タイペイは、パナマ戦が14日(同15日)に延期になったため、スーパーラウンド進出はまだ決まっていないが3勝負けなし。2019年の同大会ではオープニングラウンドで3-1(降雨コールド)で日本を下した。決勝では米国を2-1で下し、世界一に輝いている。
スーパーラウンドには各グループの上位3チームが進出し、別グループのチームと総当たりで戦う。オープニングラウンドの対戦成績は持ち越されるため、馬淵史郎監督も「負けていいような試合はない」と気を引き締める。
12日(同13日)のパナマ戦は5-4と接戦だったが、この日は一転して10得点&3投手の完封リレーと投打がかみ合った日本。初戦、2戦目で目立ったバントのミスもなかった。日に日に対戦相手は強くなっていくが、堅い守備と投手陣から試合を作る“馬淵ジャパン”らしい戦いをしていきたい。