“今”を生きるイチロー氏の流儀 球団殿堂入り式典の感動も束の間「次に進まないと」
アサヒビールは「イチロー、スーパードライで殿堂入りを語る」をWEB公開
8月27日(日本時間28日)にマリナーズの球団殿堂入りセレモニーに臨んだイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)。「ワッツアップ、シアトル!」と絶叫して始まった約17分の“英語スピーチ”が話題を呼んだ。イチロー氏とCM契約を結ぶアサヒビール株式会社は14日、スペシャルインタビューコンテンツ「イチロー、スーパードライで殿堂入りを語る」をWEB公開。球団殿堂入りの位置づけや、“今を生きる”重要性などについて語っている。
セレモニー翌々日の29日(同30日)に実施されたというインタビュー。球団殿堂入りを果たしたことにイチロー氏は「こういうことって人の評価ですから。人の評価は自分でコントロールできない。振り返ったら今ここにいた……そういう感じなんですよね」と語る。
そして、前を見据える。「あの瞬間(セレモニー)だけで今は生きられない。翌日からは次に進まないといけない。ユニホームを着て選手と向き合っている日々の方が、僕にとっては今を生きている感触が実感としてある」。大きな勲章を得てもそこで立ち止まることなく先を見据える。イチロー氏の凄さが伝わってくる。
さらに「長い間やってきてこんなところにいるなんて想像できなかった」とし、メッセージを寄せている。「夢中になっていることがあったらぜひ続けてほしい。自分も想像しなかった未来が待っていると僕は思います」。常に走り続けてきたイチロー氏らしい言葉で締めくくられている。
(Full-Count編集部)