プホルスの通算700号達成を「信じて疑わない」 “年間70発男”が太鼓判を押す理由

カージナルスのアルバート・プホルス【写真:Getty Images】
カージナルスのアルバート・プホルス【写真:Getty Images】

マグワイア氏「彼は25歳のように見える。勢いを取り戻した」

 今シーズン限りの現役引退を表明しているカージナルスのアルバート・プホルス内野手は今季18本塁打をマークして、通算本塁打数を歴代単独4位の697本に伸ばしている。残り20試合で、史上4人目の700本塁打はなるだろうか。1998年に当時のメジャー新記録となるシーズン70本塁打を記録するなど、通算583本塁打を放ったマーク・マグワイア氏は「700本を超えると信じて疑わない」と自身の経験も踏まえて述べている。

 米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者に語ったもので、マグワイア氏は「ホームランはまとまって生まれるもの。数試合で2~3本打つ可能性だってある。私が70本に到達した時、(シーズン)残り3試合で5本打った。700本を超えると私は信じて疑わない」と期待を寄せた。

 11年ぶりにカージナルスに復帰したプホルスは8月に8本塁打を量産、今月も10戦3発と好調をキープ。アレックス・ロドリゲス氏の696本を超えて単独4位に浮上した。「彼は25歳の時ように見える。エンゼルスがリリースして(昨年途中に)再びドジャースの選手としてナ・リーグに復帰したことが大きな助けになったと私は思っている。勢いを取り戻した。セントルイスと契約して、うまくいった。DH制がナ・リーグにあるのが大きい」とマグワイア氏は分析する。

 さらに「とてつもない実績だ。700本塁打は本当に特別な数字だ。20年も継続してパワーがあり、それ以外も兼ね備えている」と賛辞を並べた。バリー・ボンズ(762本)、ハンク・アーロン(755本)、ベーブルース(714本)に続く通算700本塁打を達成できるか。残り20試合の打棒に誰もが注目している。

(Full-Count編集部)

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